まつりばやし

LとMとNの話

NEWSというグループの良さについて~少年倶楽部プレミアム卒業に寄せて

ザ少年倶楽部プレミアムのNEWS MC回が終わった。卒業という名の別れ。何度か経験した卒業のときの気持ちを、まさかここで味わうとは。

 

寂しさとか、新しい一歩への不安とか。卒業式のときの自分を思い出している。別に泣いたりなんかしない。キャラじゃないし。なのになんだか、あの、歌うときにお世話になった人とか一緒に過ごしてきた仲間のこととか、なんでもない教室の、なんでもない日の差し込みかたとかそういうのを思い出して泣けてくるーNEWSの少プレ最終回はまさにそんな感じだった。

 

NEWSというグループの醍醐味はやっぱり歌だと思う。そしてそれは、シンプルな言葉とシンプルな音だとなお良い。彼らとNEWSを支えるチームNEWSは、それでも意欲的なので踊りも斬新だし音も世界もコンセプトも近年は作り込んだバリバリのものだ。それは今まさに展開されているツアーWORLDISTAでも取り組まれていることだろう。ただやっぱり、NEWSがやっぱり好きだ、とじんわりと心に響くのは、やはり四人が横並びでシンプルに歌う「歌」だ。

 

最終回の選曲は10周年にNEWSのメンバーが作った「愛言葉」と、数年前のリリース「ヒカリノシズク」。最新アルバムWORLDISTAからの一曲、SPIRITがその前に披露され、白い羽が舞う中で四人ならではのフォーメーションで歌い、舞う。そんなNEWSの姿にも胸が熱くなったが、ラストのこの2曲のせいで私の涙腺は決壊した。泣くなんてキャラじゃないし。卒業とか通過点だし。強がってた自分の目から涙が溢れてくる。明日福岡にツアーを見に行くけど目が腫れてしまう。ほっとくと嗚咽がもれるから強がってこらえてた。でも本当にこれはやられた。 NEWSの良さを、NEWSの弱さと強さと、彼らのファンへの愛を知っている人たちが作っている番組だ。ラスト2曲でそれを思い知った。

 

 

個人的な話で申し訳ないのだけど、「ヒカリノシズク」は泣くなんてキャラじゃねえ私が、カラオケで号泣して歌えなくなった唯一の曲だ。もういつのこととかそういうのはあえて言うまい。ただそのときなんとなく、

 

「だから何度も何度も僕らは歌うよ

  一生一度の奇跡握りしめ

  頼りない夜に一つの光を

  灯せたらいいのにな」

 

が頭に流れてきて、この詞を今、口にしたい。そう思って選曲したら涙が出て歌えなかった。

 

一生一度の奇跡。

 

私がNEWSの四人に感じるのはいつもこれ。 四人それぞれの関係性。何人かの中の四人であったこと。四人になったこと。四人でいること。四人でい続けること。実はだいぶ前にどこかで同じ場所にいたかもしれないこと。今同じグループで同い年で笑いあってること。実はだいぶ前はちゃんと話をしたことがなかったこと。今同じグループでお兄ちゃん同士笑いあっていること。

 

いろんな奇跡があって、その奇跡を抱き締めるでも触れるでもなく、握りしめて頼りない夜を生きてる。何度も何度も歌ってくれてる。 私がNEWSをいいなと思うのはそういうところ。

 

別に誰にだってどこにだって、そういう奇跡はあるんだと思う。でも私は、NEWSにそれを感じちゃった、っていう話。

 

最終回のNEWSは今までの企画をリベンジしていた。バラエティーのNEWSは相変わらず四人だけでなんだか楽しそうで、出来映えはそれなり、かなあ(苦笑)。人や世間はそれをどう思うかは知らないし、彼らのあの感じが世の中のテレビ番組に向いてるかどうかというと私すらなんとも言えないんだけども、それでもあの少しシャイで内弁慶で、思ったことすぐ口に顔に出ちゃう正直なとこは好きだし、誰が来てもどうしても自分たちが前に出られない性分なとこも大好き。四人でなんか盛り上がっちゃってるとこもめちゃくちゃ好き。

 

そういう彼らが、歌 に関しては何もかもさらけ出して、自分の想いを声にのせて、こちらに届けてくれる。そしてそれが本当に画面越しにもビシビシと伝わってくる。歌っているNEWS、本当にいい。 もっと歌う機会がほしい。それは切なる願い。

 

 

NEWS四人の歌は、「生きろ」を経てようやく四人の歌になったように思う。

こやまさんはピッチの安定と声の伸びが抜群に良くなって、想いが歌にのるようになった。

しげちゃんは溢れる想いを声にのせるための、力任せでない歌いかたを知った。

ますださんは、喉を守るだけじゃない、腹の底から想いをぶつける歌いかたになった。

てごしくんは、気負いでなく想いをこちらに届けてくれるようになった。

 

想いがありすぎてデコボコしていた四人の歌が、きっとたくさんの努力の積み重ねによって、想いを魂(うた)にして届けられるようになったこと。 これはきっと、少年倶楽部プレミアムの三年間でNEWSがたくさんたくさん、いろんな人に支えられながら自分たちの歌を磨いてきた成果なんだと思う。だからそれが、画面越しの私たちに届いた。少なくとも私には、それがしっかりと、伝わりました。

 

 

この魂(うた)は終わらない。

 

さみしいけれど、あえて言おう!

 

 

少年倶楽部プレミアム卒業、おめでとうございます。

 

 

新たなNEWSが羽ばたくことを信じてる。

七色の虹が、導いてくれますように。